京北教会ブログ──書庫(2010.8〜2019.7)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ (保存資料)

在日大韓キリスト教会<京都南部教会を訪れて>(2012)

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在日大韓キリスト教会 

──京都南部教会を訪れて──

2012年 10月 7日(日) 15:00~16:30


(注)在日大韓キリスト教京都教会」への訪問の、
ブログ記事は下記アドレスです。(2014年)



 2012年 10月7日(日) 15:00~16:30
 「世界聖餐日」日韓両教会合同の聖餐礼拝(第31回)

 主催 日本キリスト教団 京都南部地区(47教会)
    在日大韓キリスト教会 関西地方会 京都地区(3教会)

 
会場 在日大韓キリスト教会 京都南部教会

 出席者数 120名 (教団から14教会40名)
          (在日大韓から3教会80名) 


 
 会場の京都南部教会の皆様と日韓双方の教会の皆様、
 感謝して以下の写真と文章を掲載させていただきます。

 また、在日大韓キリスト教会 京都南部教会牧師の、
 李教賜先生から、当ブログ記事への
写真と文章の、
 掲載のご了解をいただきましたことを、
感謝申しあげます。




 河原町九条から鴨川の岸に沿う道に入っていくと、
 岸辺に、京都南部教会があります。
 
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 京都南部教会は1928年創立とのこと。
 以前の場所から移転して、この鴨川沿いに会堂建築されました。


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 川の向こう側の道路を通っていても、
 大きくて、すぐに目に入る会堂。


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 エレベーターやスロープ、駐車場などが完備しています。


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 日曜の礼拝は、午前は日本語で、午後は韓国語で行われ、
 それぞれに通訳があり、多様な方々に対応しています。
 礼拝堂の後部に、放送通訳室が設置されています。


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 ステンドグラスの輝く礼拝堂。

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 講壇前に、聖餐式の用意があります。
 今日は特別に、合同礼拝の横断幕を、礼拝堂の正面に設置。

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 建物の4階にある、広くて天井の高い礼拝堂。
 プロジェクターとスクリーンで、讃美歌の歌詞や楽譜などを、
 礼拝中に映しだしてくださいました。


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 だんだんと、出席者が集ってきています。
 やがて120人の出席となり、一杯になりました。皆様に感謝!

 
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 受付を担当してくださった京都南部地区の皆様、
 ありがとうございます。

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 日本キリスト教団側と在日大韓側の両方で結成した、
 合同聖歌隊の皆様が着席。

 前奏が終わり、合同聖歌隊の合唱が始まりました。
 讃美歌が響きます。

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 プロジェクターで、礼拝の式目が順番に映し出されます。
 
 
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 歌詞や楽譜も、投影されます。これはわかりやすいですね。

 
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 120人の讃美歌の歌声が響きました。


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 合同聖歌隊の美しい合唱。


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 礼拝説教題は、「隔てを越えて」。

 聖書箇所はエフェソの信徒への手紙 2:14~16。

  「実に、キリストは私たちの平和であります。

   二つのものを一つにし、
   ご自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、
   規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。

   こうしてキリストは、双方をご自分において、
   一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、
   十字架を通して、両者を一つの体として、
   神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。」


 聖書の朗読など、一つ一つが日本語と韓国語で交互になされる。
 説教は、説教者の意志で全て日本語でなされた。

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 礼拝司会(右側)は、在日大韓キリスト教会 京都南部教会牧師。

 礼拝説教(左側)は、在日大韓キリスト教会の牧師でもある、
 「希望の家」保育園園長。


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 聖餐式も、双方から司式者を立てて一緒にあずかりました

 筆者は、聖餐式でパンとぶどう酒を配る係だったので、
 聖餐式のときの、会場での写真は撮っていません…。

 
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 (上は京北教会の聖餐式での写真)

 聖餐式は、イエス・キリストの言葉を通して、
 パンとぶどう酒をイエスを現すものとしていただく式。
 神様の恵みを教会でわかちあうことのシンボル。

 この合同礼拝は、毎年「世界聖餐日」である、
 10月第1日曜の午後に行っています。

 日本の教会と、韓国にルーツを持つ教会との、
 日本における出会い。

 あるいは、日本人と在日韓国人
 戦争の時代に関連する歴史的経過で、
 あるいはそれとは関係無く仕事や結婚や留学などで、
 日本に来られた方々との出会い。

 その出会い、そして聖書が示す「共に生きる」ことを、
 聖餐式を通して、神の恵みとして受けとめるために。


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 京都南部教会の正面、4階からの階段の踊り場にある、
 十字架の付いた丸窓から、大きな空が見えます。

 こうして、主イエスの十字架を通して、教会は天を見上げます。
 そして、天から与えられた、大切な命を思います。

 天に国籍を持つ、今を生きる一人ひとりの人間の命。
 その命を大切にするとき、わたしたちは天につながっています。

 聖餐式は、誰もが、イエスを通して、
 大きな空につながる
ときでもあります。
 なぜなら、イエスは神様を「天の」父と呼んだのですから……。



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 礼拝が終わった。日韓の双方の教会代表の挨拶と、
 出席者の属する全ての教会の紹介と拍手のあとに、
 京都南部教会の青年たちのバンド、
 「Joyful Sound」による演奏をいただきました。
 歌は、韓国の教会で作られた歌、
 「君は愛されるために生まれた」。

 近年、よく知られるようになってきた歌。
 各国で自殺者が増加する悲しいこの時代にあって、
 神の愛を人々に語りかける歌として作られたと聞きます。

 
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 みんなで歌いました。

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 もう一曲。“God Bless You!” 

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 プログラムは終了。あとはティータイム。


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五階立ての教会堂は、上のような働きに用いられています。

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 三階の集会室でお茶とお菓子をいただきました。
 ご準備いただいた京都南部教会の皆様、
 ありがとうございました。

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 集会室の奥の右側が広い和室、左が厨房。
 使いやすく、広くてくつろげる素敵な空間になっています。


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 出していただいた、韓国のお餅。
 ヨモギ色には小豆の餡、
 白色にはゴマの餡、
 赤色には白あんが入っています。
 美味しくて、いくつもいただきました。感謝!


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 上の写真は和室から見たホール。
 わいわいがやがやと…韓国語と日本語の両方聞こえる、
 なごやかなティータイムも、そろそろおしまい。
 片付けに入ります。


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 お餅を食べているときは、とんと気づきませんでしたが、
 帰る前に、ふとテーブルの上で、
 コップに活けられた花に気づきました。

 赤と白。何の花かは知りませんが、
 お祝いの色に見えました。

 そうか、聖餐式の日は、お祝いの日でもあるのかも。
 イエス・キリストの恵みを知る、お祝いの日。

 そして、同じ一つの世界にあって、多様な私たちが、
 共に生きることの幸いを、一緒に信じる、お祝いの日。



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 鴨川べりから見た、京都南部教会。

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 教会を出てから、鴨川沿いに少し歩いてみました。

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 川べりをどんどん歩きます。
 
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川下を見ると、夕陽の沈む直前の光が静かに照らしています。
 川沿いがずいぶん護岸工事され、整備されています。


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 東九条の夕陽。
 昔、この近くに下宿していたので、なんだか懐かしい。

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 再び京都南部教会に歩いて戻って…さあ、帰ろう。


 帰りながら、ふと考えました。
 いまと昔と、どちらが、いい時代なのだろう、と。

 おそらく、どちらも、そうではなくて──

 私たちの道のりの途中にある困難を、
 どうやって少しずつ乗り越えていくかを、
 両側からともに考えていくなかに、
 大切な、いい時間、いい時代があるように思います。