京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

<同志社大学の神学館を訪れて/同志社神学部「予餞会」を訪れて>(2013)

 
<きょうほく・きょうかい>
 
「虹の架かる教会」京北教会ブログ
 
 (2013年 3月10日付)

  (1)同志社大学の神学館を訪れて 
      2013年 2月25日

 (2)同志社(神学部)「予餞(よせん)会」を訪れて
              2013年 3月1日

(同志社(神学部)予餞会とは、その年度末に同志社大学の神学部・神学研究科を卒業・終了して、教会・学校などの任地に向かう新卒者を壮行する会のことです)
 
                                       

その他に、学園祭での神学部生の出店を訪れた際の、
以下のブログ記事もあります。
よろしければ御覧下さい。 

                                            

 
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 (1)同志社大学の神学館を訪ねて
 
  2013年 2月25日(月)13:30~15:00 
 京都南部地区「信徒の会」が、
 同志社大学の神学館チャペルを会場に開催されました。
 地区信徒部と女性部の共催です。
 
 関谷直人先生のトーク&ライブの会。
 (先生は同志社大学神学部教授) 
 讃美歌についてのお話を聴いて、
 みんなで歌おうという主旨の会です。
 
 会場は同志社大学神学部の建物、
 神学館の3階チャペル。  
 上の写真の中央が神学館です。  
 WCC(世界教会協議会)の援助を受けて建てられたと聞きます。
 
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 4階建てで、地下にも教室があります。
 この中に、教室、事務室、図書館、研究室、教員の研究室など、
 様々な部屋があります。
 
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 神学館の隣が、クラーク館。ここが昔の神学部の建物でした。
 現在はキリスト教文化センターが中にあります。
 昔は礼拝堂を二つに分けて教室にしていたのを、
 元の形に復元して礼拝堂があります。
 クラークチャペルと呼んでいます。
 礼拝や講演会、また結婚式場にも用いられています。
 
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 神学館1階に入ると、そこはピロティーがあり、
 学生対象の掲示板があります。
 真ん中のついたては、掲示を隠しているのではなく、
 裏側に試験関係の掲示がなされています。
 
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 ピロティーから見た玄関の外。
 現在、学内ではあちこちで整備工事がされています。
 敷地中央の広い道には石のタイルを張る工事が。
 
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 階段の横に、地下教室に降りるエレベーター入り口。
 車いすを使用される方を考えて新設された。
 
 階段を上がって右側に神学部事務室。
 修士論文提出締切の直前に、この事務室に定刻までに、
 飛び込んでくる学生が続出して緊迫する。(経験者談)
 
 この階段を上がった奥にエレベーターがある。
 どなたが使用しても構わない。
 
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 エレベーターを使わずに階段を登っていくと、
 窓から、隣のクラーク館が近くに見える。
 
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 神学館3階に、神学館チャペルがある。
 壁に彫られているのは、聖書ヘブライ語
 創世記1章1〜5節の言葉。
 
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 パイプオルガンの設置された礼拝堂。
 2階席も含めて最大400名収容可能と聞いた覚えがある。
 
 
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 ステンドグラスには、下から四つの福音書の著者、
 その上がペトロとパウロ、その上がイエス・キリスト。
 最上段に神様からの光…。以上が表現されている。
 
 ステンドグラスの前には、
 荊冠(けいかん)が吊り下げられている。
 イエス・キリストが十字架につけられる前に、
 頭に冠された、いばらの王冠。
 主イエスの苦しみを表している。
 
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 礼拝堂正面に向かって右手に、絵が掛けられている。
 ペンテコステ(聖霊降臨日)の出来事の絵。
 見えざる神の風、炎のような聖霊が人々に力を与え、
 世界最初の教会が出来たことを伝える物語を描いている。
 
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 縦長の窓からの光が入る。
 
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 今日は、トーク&ライブの会の機材がセットされている。
 
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トーク&ライブの開始。
31名の方が、この日の地区「信徒の会」に来られました。
 準備時間が少なかったことを思えば、
たくさん来てくださいました。
お越しいただいて、ありがとうございました。
京北教会からも5名が出席しました。
 
讃美歌の歌詞をプロジェクターで映して、みんなで歌います。
歌詞の内容説明も、してくださいました。
1954年版の讃美歌、讃美歌21の歌、
最新の世界の讃美歌などなど。
 
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楽しく有意義な時間でした。
あっという間に終了時刻。
このあと、みなさんで場所を移してお茶の時間へ。
関谷先生、ありがとうございました。
 
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 神学館の英語名は、DIVINITY HALL。
 神学(Theology)という名の、
 ある一つの学問のためだけの建物ではなくて、
 DIVINITY(神、神性)のためのホール…と言えるのだろう。
 
 (注・DIVINITYの一単語で「神学部」を表す意味もあります)
 
 


 
(2)同志社予餞会を訪ねて
 
 
 2013年 3月1日(金)18:00~20:00
 同志社予餞会(よせんかい)が開かれました。
 
 この会は、同志社大学神学部(大学院)を3月末に卒業して、
 教会や学校などに教師として赴任する方々を、
 既卒者や、各地から集まった各教会の牧師・信徒、
 神学部教員や関係者などで、励まし、送り出す会です。
 
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 予餞会の会場は、同志社から烏丸通りを下がった、
  京都パレスサイドホテルの大広間。
 
 同志社予餞会と関係ありませんが、
 会場のすぐ近くに、聖公会の「聖アグネス教会」があります。
 
 聖公会とは、英国国教会から生まれた世界的な教会で、
 カトリックプロテスタントの中間的な教会とされています。
 
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 この日は、雨でした。
 
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 雨の降るなか、美しい教会を見てから会場へ。
 
  さて、会場では。
 
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 4月から教会に赴任していく新卒者は12人。
 その歓迎と激励、祝福のために、
 学校教員、牧師、信徒がこの場に集まった。
 総計70名以上の大人数。
 
 
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  以前の神学部長からの激励の言葉を聞く新卒の方々。
 緊張の中にも笑顔がこぼれる。
 今年は12人と、新卒で教会現場に出る方が多い。
 例年は6~10人程度ではないだろうか?
 
 
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 神学部教授のお一人が定年で退官されます。
  その御挨拶を、新卒者は起立して聴きました。
 
 
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 ほかにも、歌やお祈りや、激励の挨拶などが続き、
 最後は、全員で送別の歌を歌いました。
 
 
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   学校。
 その意味は、出てからわかります。
 
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 上の写真は、神学館2階にある、
 図書室と大学院生の研究室の間にある、
 ラウンジ。ここは神学生の日常の「たまり場」です。
 
 
 学校、それは人の「たまり場」のあるところ…。