京北(きょうほく)教会ブログ──(2010年〜)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ

<ご紹介──横浜海岸教会(日本キリスト教会)を訪れて>(2018)

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     <日本最古のプロテスタント教会

          日本キリスト教会
   ──横浜海岸教会を訪れて──
     
2018年 1月28日(日) 礼拝出席



 この日、横浜で用事があった機会に、
 日本キリスト教会の横浜海岸教会の日曜礼拝に出席しました。

 横浜海岸教会は、日本のプロテスタント教会の中で、
 最も古くに創立された教会です。創立1872年。
 創立146年となります。

 横浜海岸教会のホームページは、
 以下のアドレスをクリックすると開きます。
 
  横浜海岸教会が所属する教派団体の、
 「日本キリスト教会」は長老派です。
 その説明はホームページをご覧下さい。
 
 ★他に、京北教会牧師が、京都を中心に、
  各地の様々な教会などを訪れた記録の、
  「あちこち訪問記」のコーナーをホームページに作っています。
  下記のアドレスをクリックすると開きます。
      「あちこち訪問記」

  今回の当ブログへの写真記事掲載につき、礼拝後に、
 横浜海岸教会の長老(役員)の方に了解を願ったところ、
 教会ホームページに出している範囲内の内容なら構いません、
 とのことで了解をいただきました。
 ありがとうございます。

 この日は曇り空で、写真が鮮明でないことをご容赦下さい。
 
 

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   会堂は、初代のものが関東大震災で焼失し、
 その後の木造仮会堂を経て、
 現在の会堂が1933年に建てられました。
 
 
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   近年、エレベーター設置など大規模な改修を行われて、
 大変美しい、そしてバリアフリーな会堂になりました。

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 左の青い半透明板で囲われた所が、
 非常階段になっています。
 

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   礼拝堂の横の教会の庭、花壇。
 春になれば美しい花で一杯になるのでしょう。
 
 
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 文化財としての説明の碑が、
 前の道に建てられています。
 横浜市のものでしょうか。

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  この教会が「日本基督公會」の発祥の地です。
 当初、日本でのプロテスタント教会の伝道は、
 様々な教派の宣教師と日本人が互いに協力して、
 「公會(こうかい)」という組織で伝道を行いました。

 それは、いずれの教派にも属しないで伝道するということです。

 後には、そこから様々な教派に別れていき、
 最初の「日本基督公會」はなくなりますが、
 その歴史は憶えておきたいものです。


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 礼拝堂内部。美しい造形。
 (撮影はすべて、礼拝中ではなく、礼拝の前後に行いました)


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 アーチの柱部。


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 天井部。


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 後方の2階席。

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 天井部の美しい造形。

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 講壇付近。美しい木の造形。

 
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 ぶどうのレリーフ

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 アーチ部の柱に、花の彫刻。

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 150名ほどの礼拝出席者でした。
 礼拝での讃美歌は「讃美歌21」が用いられていました。

 
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 教会の隣が広い公園になっています。
 教会は直接、海岸に面しているわけではありませんが、
 道路名が「海岸通り」です。

 教会から海岸までは、少し歩きます。 
  
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 横浜港。鳥が泳いでいます。

 
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  教会から少し歩いたところにある、山下公園
 遠くに横浜港の建造物が見えます。


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 小さな店に入って、海を見ながらコーヒーを飲みました。 


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   山下公園を出て、まちなかを歩いていると、
 上の碑がありました。
 開国後の最初のカトリック教会堂(天主堂)が、
 ここに建てられたのです。

 横浜。
 開国後は、この横浜が出発点だったのです。

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 陽が落ちてきました。
 横浜の歴史、日本のキリスト教の歴史を証しする、
 「横浜海岸教会」の夜景。


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 礼拝堂で渡された讃美歌21に、
 このしおりが、この日の交読詩編のページに、
 はさまれてありました。とても親切だと思います。
 教会のみなさまの思いが伝わってきました。

 教会の本質は「古さ」や「建物」や「教派」では、
 ありません。信仰が生きていること、それが、
 教会の本質だと思います。

 日本で一番古いプロテスタント教会の、
 よく準備された、そして係の方が親切に対応してくださる、
 素晴らしい礼拝に出席して、
 そのことをあらためて思いました。

 横浜海岸教会のみなさまに感謝いたします。