京北教会ブログ──書庫(2010.8〜2019.7)

日本基督(きりすと)教団 京北(きょうほく)教会 公式ブログ (保存資料)

世界聖餐日——第37回 日韓両教会の京都での合同聖餐礼拝(於 日本基督教団 京都教会)

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──世界聖餐日──

 日韓両教会の京都での合同聖餐礼拝 

第37回 京都韓日教会合同聖餐礼拝

2018年10月7日(日)15:00〜16:30

日本キリスト教団 京都教会

出席者 126名

(教団側が15教会・伝道所から73名、大韓側が3教会から51名、
他府県の他教派から2名)

共同主催 ・日本キリスト教団 京都教区 京都南部地区

      ・在日大韓キリスト教会 関西地方会 京都地区



聖餐(せいさん)とは、主イエス・キリストを、

パンとぶどう酒で表した式のことです。


「世界聖餐日」とは、世界中の教会が教派の違いを越えて、

また、人種・民族・国籍などの違いを越えて、

それぞれの教会で聖餐式をこの日に行うことで、

主イエス・キリストにある一致を表す日です。


第二次世界大戦前に、その流れを憂いて、

平和のためにアメリカの教会の提唱で始められたことです。


その「世界聖餐日」に京都では、

上記の主催により、合同礼拝をしています。

ここでは、教会の違い、国籍・民族・文化の違いを越えて、

聖餐式を中心にした合同礼拝を共にします。

このとき、合同の聖歌隊を結成し、讃美歌の奉献をします。

そして、聖書の御言葉と説教を聞き、

共に祈ります。


1984年に日本キリスト教団と在日大韓キリスト教会は、

宣教協約を結びました。

歴史を顧みて締結した協約です。

その締結1年前から京都では合同の聖餐礼拝を始めていました。

今年で37回目。


「京都韓日教会合同聖餐礼拝」という名称の、

「韓日」という表記は、2000年度から用いています。

日本社会で、より少数者である在日大韓キリスト教会側を、

名称の先頭にすることで、少数者を大切にされた、

主イエス・キリストの歩みにならうことを願ってのことです。




毎年のことですが、こうして当ブログに簡単な報告を、
掲載させていただくことにつき、共同主催される両教会の皆様に、
感謝を申し上げます。ありがとうございます。


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今年の会場は、日本キリスト教団 京都教会。

会場は、毎年変わります。


合同礼拝の会場は、毎年、

日本キリスト教団の京都教会、京都丸太町教会、洛陽教会、平安教会。

在日大韓キリスト教会の京都教会、京都南部教会。

これら、150名以上が入れる、大きな礼拝堂を持つ6教会が、

6年に1度ずつ、会場を引き受けてくださいます。

ありがとうございます。





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         この日の合同礼拝式次第(抜粋)

     (讃美歌、聖書、主の祈り、祝祷はすべて日本語・韓国語両用。説教は日本語)


前 奏 「主の光 かがやいて」J.ラター

招 詞 「賜物と歌を」(讃美歌21-375)

讃 栄 「たたえよ、主の民」(新韓日讃頌歌1、讃美歌21-24)

主の祈り

讃 美 「悩み沈むとき」(新韓日讃頌歌382)

聖 書  創世記 33章 1〜11節

賛美奉献 合同聖歌隊  「私の心に平安」「喜びをもって主に仕えよ」

説 教 「兄弟の和解」

祈 祷

賛 美 「われら主にある」(新韓日讃頌歌475、讃美歌21-369)

聖 餐

讃 美 「主のみ顔あおぎ見て」(新韓日讃頌歌228)

祈 祷 「祈りの課題」の朗読、各自の祈り(自由祈祷)、司式者の祈り

献 金

感謝祈祷

頌 栄 「み栄えあれや」(新韓日讃頌歌3、讃美歌21-28)

祝 祷 

レスポンス(応答唱) 合同聖歌隊 「サント、サント、サント」(讃美歌21-85)

後 奏 「教会ソナタ」G.ヤング

報 告  両教会責任者から







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礼拝開始の時刻が近づいてきました。

徐々に出席者が増えていきます。



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いつもは聖歌隊の席を、礼拝堂後方の2階席にしていますが、

今回は1階の前方に設けられています。



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出席者は毎年120〜160名程度と多く、

聖餐の用意も多めに準備されています。



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15:00になり、合同礼拝を開始。

今回は、オルガン前奏のあとに、最初の招詞を、

約40名の合同聖歌隊が歌います。


讃美歌21-375番「賜物と歌を」。

打楽器も入れて工夫した、礼拝のオープニング。

元気な讃美歌に、力がわいてきます。




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続いて、みんなで讃美歌を歌います。

日本語と韓国語、どちらを歌っても大丈夫です。


そのあとの「主の祈り」も、

両国語で同時に祈ります。



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聖書朗読は、両教会の青年が担当し、

韓国語と日本語で順番に朗読します。

今年は旧約聖書の創世記 33章 1〜11節。

長年に渡って別離していた、双子の兄弟、

エサウヤコブの再会の場面です。




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合同聖歌隊の賛美奉献。

なかなか練習時間がとれない中で、しっかり練習され、

豊かな声量で荘厳な讃美歌を歌われました。


そのあとに、「兄弟の和解」と題して、

説教を聞きました。



旧約聖書で、エサウヤコブという、

双子の兄弟が登場する箇所です。


家族関係の厳しい対立から、

うしろめたさを持って逃亡していたヤコブが、

長い年月を経て兄エサウと再会します。




エサウは走って来てヤコブを迎え、抱きしめ、

首を抱えて口づけし、共に泣いた。」

創世記 33章 4節



聖書の御言葉の意味を、

様々な例を用いながら説教されました。

ありがとうございました。





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そして合同聖餐式

両教会から2名の司式者が、

日本語と韓国語で順番に、式文のことばを述べて祈ったあと、

担当の方々が、聖餐としてのパンとぶどう酒を、


お盆に載せて、列席者に配っていきます。


そのあと、祈りのとき。

両教会実務者で作成した「祈りの課題」の朗読のあと、

パイプオルガンの奏楽をいただきながら、

出席者各人の黙想も含めた自由な祈祷の時間を短く持ち、

最後に司式者の祈り。





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礼拝が終わりに近づきました。

献金のあと、感謝の祈祷があり、

最後の讃美歌をみんなで歌います。



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最後に、説教者の祝祷を受けて、礼拝を終えました。

祝祷(しゅくとう)とは、礼拝の最後に、

会衆全体への祝福を祈ることです。



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礼拝終了後、

教会1階のホールで、にぎやかな茶話会。

茶菓を準備された、京都教会のみなさまに感謝です。


茶話会のなかで、

5年前のこの合同礼拝の合同聖歌隊によって知り合った、

日韓それぞれの教会に属する若いお二人が、

このたびご結婚されるとのご紹介があり、

 「平和を祈ります」とお二人から、ご挨拶をいただきました。

会場のみんなで、拍手で祝福しました。

おめでとうございます。




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夕刻となり、京都教会をあとにしました。


様々な準備をされた、両教会のスタッフの皆様、

会場提供された京都教会の皆様、

本当にありがとうございました。









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一同が食事をしているとき、
エスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、
それを裂き、弟子たちに与えて言われた。
「取りなさい。これはわたしの体である。」
また、杯を取り、
感謝の祈りを唱えて、彼らにお渡しになった。
彼らは皆その杯から飲んだ。
そして、イエスは言われた。
「これは、多くの人のために流されるわたしの血、
契約の血である。
はっきり言っておく。
神の国で新たに飲むその日まで、
ぶどうの実から作ったものを飲むことは、
もう決してあるまい。」

マルコによる福音書 14章 22〜25節




聖餐式の始まりは、十字架での死の前夜の、

この主イエス・キリストの言葉と言えるでしょう


今日のわたしたちは、この言葉をどう聴き、

どう受けとめるのでしょうか。


そのことは、一人ひとりの課題であり、

また、神のくすしき恵みであろうと思います。